2019年8月16日金曜日

クロームブックでApple Musicが利用可能になっていた

  「apple music」の画像検索結果
クロームOSを走らすクロームブックではずっとiTunesあらためApple Musicが使えなかったのですが、久しぶりにアプリウェブストアを見るとApple Musicがあるではないですか。早速インストールし、Apple アカウントでデバイスをリンクづけして自分で作ってきたプレイリストやダウンロードした楽曲が再生できるようになりました。

これまでGoogle やアマゾンの再生アプリしか使えず、なぜiTunesが使えないのか不満に思っておりましたので、一気に楽になりました。

  クロームブックはまだまだ便利に進化していきそうですね。

  調べると今年春から乗り入れていたようです。それだけクロームブックを使いこなしていなかったわけでお恥ずかしい限りです。

  それにしてもAppleの二段認証は面倒くさいですね。それだけアカウントが危険にさらされた事例が多く発生しているからでしょうか。


2019年3月11日月曜日

DNS問題を解決!

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3月10日、いきなり、ネット接続ができなくなった僕のクロームブックですが、いろいろ悩んだ末、意外に簡単に解決できました。その過程で一度システムを入れ替えたので、あたかも新規購入したようになりました。

クロームブックでは内蔵メモリーは最小限ですので、もともとなにもマシン内部にファイルを保存しておかなくて助かりました。

まず、WiFiを拾ってconnectedになっていてもあらゆるサイトにつながらない=there is no internet connection状態でしたが、他のiPhoneやWindowsマシンはつながっていますので、クロームブック内の問題と判斷。

詳細設定でネットワーク>ネームサーバーをさがし、DNSをデフォルトの設定からGoogleネームサーバーに変更しただけです。

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(実際には英語システムに戻していましたので表示は英語です)

ウィンドウズマシンでネット探索し、Chromebookヘルプを参照しました。

その後、言語設定で日本語を追加し、Googleアカウントをサインインし、Windowsマシンで認証してまた使えるようになりました。

あらためてchromebookの使い勝手の良さ、インターフェースの良さを実感しました。

しかしDNSにはこれまでも何回も悩まされてきましたが、一向にそのメカニズムが理解できていません。魔法の呪文みたいなもんですね。


2018年10月8日月曜日

アップルはなぜクロームOS クロームブックを敵視しているのか

クロームブックを使っていて一番いらいらするのはアップル系の重要な資産が使えないことだ。

小生の場合はまずApple Musicである。
Image result for apple music

これが全く使えない。

さらにAppleのweb store もChrome OSでは使えないと非情なメッセージが出るだけである。

これで頭にくるわけだ。なんだ、Chromeでは使えないのか。

ここにAppleの狙いがあるのだ。


Appleはもともと唯我独尊の会社だが、ユーザーの便宜を考えてWindowsでは早くから各種アップル系の資産の利用を解禁している。

Windowsのユーザー規模が大きいため無視できないのだろう。

ではChromeはどうか。確かにユーザー数は小さいだろう。しかし、米国では教育分野はじめすでに無視できない存在になっているのは事実だ。

それでもAppleが未だにChrome OSには自社資産を開放しないのは、長期的に脅威となるChromeをこれ以上のさばらせたくない意図があるためだろう。

つまり、Chromeは「使えない」OSだと思わせることに狙いがある。

本来Appleが強みを発揮してきた教育市場ではChromeが有利なのは低価格、扱いやすさ、管理の容易さから明白だ。Appleもその事実は認めざるを得ないだろう。Apple(やWindows陣営)が恐れるのは学校でChromeに慣れ親しんだユーザーが実社会でもChromeを使い続ける(=シェアを伸ばす)ことであろう。

そのためにChromeに利便性をこれ以上与えてはならぬ、と決意しているのではないか。

Chrome Bookもここに来てこれまでの低価格一本槍の路線が変化し、機能が充実しているようだ。やはりいいものを手に入れるには相応の価格が必要であり、これはメーカーにとっても健全な方向に思える。

しかし問題はソフト資産である。Google Docで大概の仕事が出来てしまえば、MS Officeの役割に疑問を持つ人が当然増える。事実、ここに来てOfficeでは当たり前だった新バージョンの追加が鈍化しているではないか。むしろマイクロソフトはクラウドにより毎月少額を長期間搾り取る作戦に変更しているようだ。

AppleもChromeをこれ以上強くしないためいろいろ画策しているのだろう。

では、日本ではどうか。

残念ながらChromeは鳴かず飛ばずの状態である。敵視する以前に存在そのものが認知されていない状態が続いている。利益がこれ以上減ることを恐れたメーカー、流通があわせて包囲網を敷いているのか、それとも無視を決め込んでいるのか。またユーザーの側も少数派になることを嫌う傾向があり、Chrome Book=好き者のかわったハード、そのうち消滅するジャンルと理解されているのではないか。

だからこそ小生のようなひねくれものがChrome Bookを使っているのだが。

なお、小生はMacintosh 512Kを1980年代末に導入している。

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2018年3月13日火曜日

Lenovoの学校用クロームブック販売開始は構図を変えるでしょうか

日の日経新聞がLenovoジャパンが5月から学校向けクロームブック販売を開始すると報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28060750T10C18A3X20000/


5月からというのが微妙で平成30年度は認知を高め、次年度から学校での採用を狙うのでしょうか。

価格は5万円程度とのことですが、実際はもっと安くなるでしょう。

教員の勤務時間が長くなっていることは大きな問題で、ここに新しく始まる学校でのコンピュータ教育のため管理業務が増えるのでは本末転倒。Windowマシンをいっこずつアップデートしたり生徒が勝手に変更した仕様を元通りにするのでは時間がいくらあっても足りません。その点クロームブックなら手間が省けるわけです。

と言っても教員の世界でクロームブックを知る人は少ないはずですから当面はまずクロームブックを知ってもらうことに注力するのでしょう。

その段階でどれだけ努力するかで教育市場がクロームブックに開放されるわけでそのおこぼれにあずかろうとする他メーカーが現れればあまりにも志が低すぎます。

とはいえ、大きな市場のドアが開くわけで、学校時代からクロームブックに親しむ新しい世代が搭乗すれば、自然にすみわけもできてくるのではないですか。

日経記事はパソコンと言う表現を使っていますが、クロームブックを白眼視しがちなこの国(クロームブックを販売している量販店は少ないですよね)(価格も5万円などというとんでもない水準に留まってますよね)で学校という切り口ら突破口が開けるかもしれません。

期待が見えてきました。

2017年12月2日土曜日

主張 ドン・キホーテは激安PCをクロームブック化したらどうか

販店ドン・キホーテが激安ノートブックPCを販売していますね。
以下そのスペックです。


■型番:KNW14FHD-SL
■カラー:シルバー
■プロセッサ:Intel ®ATOM x5-Z8350(Cherry Trail)
■プロセッサスピード:1.44GHz/最大 1.92GHz
■無線LAN(Wi-Fi):IEEE802.11b/g/n
■通信:Bluetooth®4.0
■OS:Windows 10 HOME 64bit
■システムメモリ:LPDDR3 2GB(増設・変更不可)
■ストレージ:eMMC 32GB
■インターフェイス:
USB3.0×1 / USB2.0×1
Mini HDMI×1
Micro SD スロット×1(最大 64GBまで)
3.5mmイヤフォンジャック×1
■ディスプレイ:14.1インチ IPS液晶 1,920×1,080 ドット
■カメラ:30万画素(インカメラ)
■スピーカー:1W×2
■バッテリー:10,000mAh
■バッテリー駆動時間(約):7時間 *JEITA バッテリー動作時間測定法にて計測しています。
■ビジネス統合ソフト:Kingsoft WPS Office
■製品サイズ(約):幅32.9×奥行21.9×高さ2(cm)*閉じた状態の高さ
■質量(約):1,200g
■付属品:PC本体、充電用ACアダプター
■生産国:中国
(同社ウェブサイトより)


れに対しいろいろな感想が出ていますが、低スペックで使い物にならなそうと見るむきと反面で割り切った商品企画を評価する向きのふたにわかれています。19,800円の値付けは大胆ですね。


たしかにCPUやメモリーを大幅に低価格化しているのがわかります。2GBメモリーなのは商品の大半が4GBという現行のWindowsマシンを見ると驚きですね。拡張性がない、低スペックだと騒ぐ向きは高い理想をもっているのでしょうね。


反面で、これでいいという向きは価格に言及しているのかと思いますが、やりたいことが決まっている向きなんでしょう。


キングソフト互換オフィスでしっかり仕事ができればいいというのでしょうね。そういう向きはGoogle Driveで全くコストがかからないのはご存じなのでしょうかね。


量販店が企画し、中国で生産したこの製品を見ているとPCがコモディティー化したとわかります。日本からPC生産ラインがどんどん消えたのも理解できるというものです。


ただしスペックとOSを見ていると、このままクロームブックにしておけばよかったのに、と思わざるを得ません。2GBでもクロームOSなら問題なく動きますし、32GBもストレージがなくても全然平気なのがクロームブックです。


毎年単価が下がるのが前提でこれまで動いてきた半導体はじめとするハードウェアが主導する形でPCは高スペック化してきたのではないでしょうか。GBなどという単位は昔は手が出なかったですよね。


そうやってみると市場をどんどんかさ上げして入った挙句、ユーザーが踊らなくなりPC性能向上も落ち着いて、PC作っても赤字になるメーカーが脱落した、というのが現状ではないでしょうか。


クロームブックはたしかにPCではありませんが、やりたいことが決まているヒト、PCに10万円もつかいたくないヒトに最適の選択肢となります。


今回のPCが売れれば、タブレット同様にブラウジングできればいい、軽い作業しかしないので重厚長大なPCは不要と割り切る人が多いことを市場調査してもらうことになります。

ドンキホーテには今回のPCはそこそこ売れたら次にクロームブックを出してもらいたいですね。値段は15,800円でいかがでしょうか。

2017年9月25日月曜日

困った

ASUSのクロームブックC202Sです。
アマゾンで199ドル。

ここにきて困ったことが二点発生しました。
ひとつはStable Channelが使えるようになったよ、とのお知らせでウハウハしていたら日本語入力関係が全部飛んでしまったこと。

ふたつめはキーボードの数字列 5 と6 がタイプしても入力できなくなったことです。
これについては水に濡らせたわけでもなく、それまで頑丈に作ってあるC202S(もともと米国の教室向けのマシンとして設計)なのでまさかこんなハード的な故障が起こるとは思ってもみませんでした。

前者についてはシステムを全部工場出荷状態にリフレッシュして何のことはなく解決。ただしGoogle Driveのオフライン設定をしておかなかったため、出先でまったくGoogle Driveが使えず恥ずかしい場面に直面。

後者についてはソフトキーボードで対応しているというテイタラクです。

時間あるときにキートップを外して中を見たいのですが、(見てもおそらく電気配線の問題で何もできないと思いますが)
はずれ だったのかなと思う今日この頃です。

今週は外部での仕事があるのでGoogle Driveで資料を放り込んで使ってみようと思います。

とりあえず近況報告でございます。

2017年5月12日金曜日

(日本以外の)学校教育部門で圧倒的な強さを示すグーグル、クロームブック

日本が世界の多数と違う傾向を示すことはよくあるのですが、クロームブックぐらい日本で黙殺されている存在は珍しいですね。以下の記事を見てもまったく反応が出ないでしょう。ガラパゴスになっていくのでしょうか。どうしてもハードウェアの選択が本邦の学校現場では優先されるのでしょうか。

CHROMEBOOKS POISED TO EXPAND CLASSROOM DOMINANCE クロームブックが教育市場で頭角を現す

MAY 12, 2017 BY JOHN SOWASH 1 COMMENT

グーグルが世界各国の学校の標準備品になってきた。
  • Gスイートで毎日の学習にあたる教員生徒は70百万人
  • 世界各地の教室に導入ずみクロームブックは20百万台を突破
  • アイヴィーリーグ8校中7大学がGスイートを教育用に採用

  1. この数字を見る際には10年ちょっとでこれだけになったことに意味がある。EdWeek.org からグーグル、マイクロソフト、アップル、アマゾンの教育現場での影響を調べた報告書が出た。千名以上の教育関係者が対象の調査だ。
以下の企業のいずれか一社を使い貴学区の学業成績を古城させるとしたら、選ぶのはどれ?

  1. 回答ではグーグルが圧倒的で、50%以上の教育関係者がグーグルを選んだ。その理由に使いやすさがあるのは明らかだ。
  2. 選択の背景にはクロームブックが大きな要素だ。簡素なハードウェアと信頼性の高いウェブアプリの組み合わせは学校現場には最適。クロームブックは米国の教育機関で多数派になった。K-12市場で半分以上の導入済みデバイスがクロームブックだ。同上EdWeek報告書でこの傾向が読み取れる。使いやすさと価格がおおきな理由になっている。
  3. 教育市場でグーグルの強さが浮き彫りになったが、それでも「グーグル独壇場」にはなっていない。
  4. EdWeekのまとめでは調査対象の学区で9割がクロームブック導入がこの二年で増えている。その分、マイクロソフト、アップル両社のシェアを減らした。この両社は2割の売り上げ減になっていることが調査でわかった。
  5. グーグルは教育市場で金鉱をみつけた感がある。教育分野への投資はアップル、マイクロソフト両社に成功をもたらしていた。だが両社はグーグルを追う立場だ。一社単独で教育用デバイス需要の50%超を占有するとは考えにくいが、グーグルは二年間でここまで来たのだ。
  6. ではグーグルはこれ以上のシェアを達成できるだろうか。2018年2019年でグーグルの教育市場でのシェアが60%75%と右肩上がりで増える可能性はあるのか。
  7. グーグルの将来は世界各国の教室の現場で明るいようだ。■