2021年9月23日木曜日

HPから米国で販売開始したクロームベースがよさそう。日本での販売予定は?いよいよクロームブックだけの時代ではなくなってきた。



 

HPがクロームベースChromebaseを発表した。クロームベースはChrome OSのオールインワンデスクトップで作業用PCとしてあるいは多人数が利用する共用キオスクを想定する。これまでエイサーがクロームベースを唯一供給してきたが、HPが独自にひねりを入れた製品を導入した。これはかなり注目のオールインワンだ。

オールインワンデスクトップというと万人受けはしないかもしれないが、用途によっては訴求力が高い。HPはディスプレイを回転式にして、さらに注目を集める製品としながら、用途に応じ、仕事、ゲームの使い分けを可能にした。エントリーモデルはペンティアム搭載でベストバイで580ドルの値段で販売していた。搭載するオーディオの品質や目を引くデザインを考えると手堅い値付けといってよい。さらに499ドルの値付けがあらわれており、お買い得感が増したといえる。弱点はRAMが4GB、ストレージが64GBな点だが、Google Docs、ソーシャルメディア、あるいはサブスクのゲームサイト、ステイジアの利用だけならそれでも十分だ。

Chrome OSデスクトップ上級版をお望みの向きにHPは設定変更可能なChromebase 22を同社ウェブサイト上で販売しており、好きなだけRAMを積める。ペンティアムゴールドにCPUを替えたり、ストレージの変更可能だ。あるいはインテルの第10世代Core i3にすればほぼあらゆる仕事がはかどる。

設定可能なスペックを再考にしてもメーカー小売り価格は739ドルにすぎない。ただ、「そこまではやりすぎだ」と思う向きがあるかもしれないが、Chromeboxと比較してみよう。Core i3搭載のChromeboxでRAM,ストレージを半分にしても500ドルになる。っここにはマウス、キーボード、モニターは含まれない。HPのChromebse 22ではこれが全部ついて、モニター一体型なのはすごい。セールがあれば、Chromeboxでも全部盛りで同じくらいの値札に出会うかもしれないが、それでも回転式ディスプレイはついてこない。Chromebaseには5Wスピーカーふたつが内蔵されており、オーディオも満足できるはずだ。

さらに5MPのウェブカムがついてくる。これもChromeboxにはない。外部取付カメラを買うことになる。だからクロームベースを購入した。使えば使うほど気に入るのは間違いない。ホームオフィス用にも使える。

HP’S TOP-END CORE I3 CHROMEBASE IS NOW AVAILABLE AND AFFORDABLE

SEPTEMBER 21, 2021 By GABRIEL BRANGERS