2018年3月13日火曜日

Lenovoの学校用クロームブック販売開始は構図を変えるでしょうか

日の日経新聞がLenovoジャパンが5月から学校向けクロームブック販売を開始すると報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28060750T10C18A3X20000/


5月からというのが微妙で平成30年度は認知を高め、次年度から学校での採用を狙うのでしょうか。

価格は5万円程度とのことですが、実際はもっと安くなるでしょう。

教員の勤務時間が長くなっていることは大きな問題で、ここに新しく始まる学校でのコンピュータ教育のため管理業務が増えるのでは本末転倒。Windowマシンをいっこずつアップデートしたり生徒が勝手に変更した仕様を元通りにするのでは時間がいくらあっても足りません。その点クロームブックなら手間が省けるわけです。

と言っても教員の世界でクロームブックを知る人は少ないはずですから当面はまずクロームブックを知ってもらうことに注力するのでしょう。

その段階でどれだけ努力するかで教育市場がクロームブックに開放されるわけでそのおこぼれにあずかろうとする他メーカーが現れればあまりにも志が低すぎます。

とはいえ、大きな市場のドアが開くわけで、学校時代からクロームブックに親しむ新しい世代が搭乗すれば、自然にすみわけもできてくるのではないですか。

日経記事はパソコンと言う表現を使っていますが、クロームブックを白眼視しがちなこの国(クロームブックを販売している量販店は少ないですよね)(価格も5万円などというとんでもない水準に留まってますよね)で学校という切り口ら突破口が開けるかもしれません。

期待が見えてきました。