2025年7月19日土曜日

7月20日参議院選挙:日本の進路を選択する時、投票所へ行きましょう

 

7月20日参議院選挙:日本の進路を選択する時、投票所へ行きましょう


以下は各ターミナル共通のエディターからのメッセージです。


いよいよ明日、参議院選挙が投開票されます。今回の選挙は、今後の日本のあり方を決定づる重要な選択を迫るものとなるでしょう。これまでの延長線上を進むのか、それとも日本のあるべき姿を根本から変えるのか。この問いに対する国民の意思が問われます。

長らく日本を覆う閉塞感は、世界経済が一定の成長を遂げる中で、日本だけが30年もの間、経済停滞を経験してきたという事実と無関係ではありません。この特異な状況が、国民の不満と不安を募らせてきました。

社会保障費などの税負担が増加の一途を辿る中、消費税や暫定燃料費税の変更・撤廃を求める国民の声に対し、政権与党でさえも、選挙運動中には減税のスローガンを掲げざるを得ない状況となりました。一時的な給付金配布に固執していたこれまでの姿勢を考えると、これは責任政党としての矜持を疑わせる行動と言わざるを得ません。

近年、外国人問題がクローズアップされたのも、国民の根深い不安の表れでしょう。これは外国人差別や移民制限といった極端な議論ではなく、法を遵守しない外国人の流入や、節操のない外国資本の流入に対する一般的な国民の懸念が背景にあります。これまで「タブー」とされてきたこの問題が、今回の選挙で堂々と争点として掲げられたことで、日本の政治地図は大きく変動しました。

また、「日本人ファースト」を掲げる政党が登場しました。日本の政党が日本国民の利益を最大化するよう努力するのは当然のことです。これを明確に主張できない政党が国民から不信の目を向けられるのは当然の成り行きと言えるでしょう。このような主張をする政党に対し、一部で執拗なバッシングが見られますが、これは全く筋違いな批判です。強い日本があって初めて、外国人にとっても魅力的な国となり、また国際社会への貢献や対外援助も、強い経済力があってこそ可能になるからです。

このように見ると、今回の選挙は、日本が今後どのような道を歩むのか、という極めて大きな選択を迫るものとなります。その結果によっては、日本の政治の仕組みそのものが変わる可能性も秘めています。

しかし、そのためには有権者一人ひとりが、自らの手で投票権を行使しなければなりません。投票率の上昇を恐れている政党もあるようですが、そもそも組織票に依存していること自体が健全な政治の姿とは言えません。もし今回、そのような勢力が衰退するならば、それはそれで必然的な結果と受け止めるべきでしょう。

日本の読者の皆様には、7月20日の貴重な投票機会をぜひ無駄にせず、積極的に投票所へ足を運んでいただきたいと思います。これまで当たり前だった50%台の投票率が、もし今回、一気に80%にまで達すれば、それは国民が政治参加を真剣に考えた証となるでしょう。ぜひ投票に行きましょう。

選挙結果を受けての政治地図の動向も気になるところですが、まずは私たち自身の手で、日本の未来を形作る一票を投じることが肝要です。投票所へ行きましょう。投票率の新記録をつくろうではありませんか。■


2025年2月1日土曜日

お知らせ―新ブログの追加について

 お知らせ―新ブログの追加について

つも当方のブログをご愛読いただきありがとうございます


昨年からの大きな流れが今年は形になり、私達の世界が大きく変わろうとしています。


より端的に言って、コモンセンスの勝利が続いています。


米国ではトランプを支援すると口にできなかった層が世論調査ではハリス支援、もちろん と答えたため世論調査は無効になってしまいました。


米国内が無茶苦茶になった理由としてこれまで民主党が支配してきたDEI思想など「目覚めさせる」ことをミッションとした「進歩派」の主張があまりにも前に出て、世の中がおかしくなっていくと感じつつも前述のように他人の目を気にして「支持」してきた人たちも、さるがにこれではおかしくなる一方だとトランプに一票を入れたのでしょう。


そうした人たちにとって唯一の選択基準はどちらが「コモンセンス」に近いかという点で、かならずしもトランプのすべてを肯定して一票を入れたのでしょう。(ハリスがあまりにもおかしすぎたと思ったはず)


これまで航空宇宙や海軍関連、さらに安全保障などの話題を中心にお送りしてきましたが、ここに来てそれではカバーできない話題に注目するようになってきました。


そこで今回新しいブログチャンネルを追加することにしました。


タイトルをどうしようと考えて、コモンセンスなので「こもんせんす」にしようとしまいたが、尊敬する故江藤淳のエッセイ集こもんせんすとかぶるので「こもん・せんす」とします。



 こもん・せんす でお送りしたいこと


いわゆる「保守派』米メディアを中心に注目する記事をお伝えします。

それ以外に当ブログのオーナーとして気になる話題についてオピニオンをお伝えします。


当面は反DEIなどトランプ大統領のすすめる「改革」関連が多くなりそうですが、決してトランプ礼賛のブログにはならないでしょう。


ご期待ください。


なお、当ブログオーナーの運営するブログチャンネルは以下のとおりです。


航空宇宙ビジネスターミナル1 民間航空宇宙 https://aviationspacebusiness-civilaviation.blogspot.com/


航空宇宙ビジネスターミナル2 軍用航空安全保障 https://aviation-space-business.blogspot.com/


Aviation & Space News from Japan https://aviationspacenewsfromjapan.blogspot.com/


ターミナル4航空事故専用ブログ https://airaccidentsdisaster.blogspot.com/


アップル「AAPL]の株価を毎日お伝えするブログhttps://aapl-pricewatcheveryday.blogspot.com/


Know Your Enemy:敵性国家の考え方をより良く理解するためのブログhttps://knowyourenemy2022.blogspot.com/#google_vignette


クロームブックを使いこなせ(休眠中)https://chromebookusersguide.blogspot.com/


ここにこもん・せんす が加わります。もちろん、毎日全て更新とは行きませんが、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。また、ご意見ご要望をお気軽にちょうだいいただければ幸いです


こもん・せんす―何が正しいのか、正しくないのか 最終的に決めるのはみなさんのcommon sennseです


https://common-sense-for-right-answers.blogspot.com/




2021年12月11日土曜日

クロームブックはなぜチープなのか。10万円でクローム三点セットが実現しないか。Appleへの対抗を考える。

 チープというのはハードウェアの話ですが、アンドロイドアプリとして相互乗り入れ可能となったゲームの数々を見てもやはりチープというか陳腐なものにしか見えません。


かたや、Appleはハード、ソフト両方を自社で完結させるメーカーとして、非常においしいマーケット、強烈な信奉者を確保しています。デスクトップ、ノートブック、タブレット、ウェアラブル...とラインアップも強力です。


それに対し、クロームブック陣営は少しずつ変わりつつありますが、どことなく貧相なハードの寄せ集めのようで、せっかくのクラウドでデータを置くことで軽く、セキュアにだれでも運用できる利点を使いこなせていない気がします。(ギガスクールで管理者不要のまま使える教育機関は別。ただし、生徒児童がどんな気持ちでクロームブックを使っているのかは不安ですね。)

10万円支給がわだいとなっていますが、きりのいい10万円で、クロームブックの三点セットが実用に耐える形で実現しないでしょうか。


扱いの良さを考えると、

  1. 自宅基地にはミニデスクトップ、
  2. 移動時のタブレット、
  3. さらにウェアラブルとしてGoogleグラス(どうなってしまったんでしょう)の発展型(Apple ウォッチへの対抗)

の三点セットを10万円以内で実現できるのなら相当の訴求力が生まれるでしょう。

そうなると、かねてから主張しているようにクロームブックという名称が邪魔になりますね。


以上の三点セットにスマートフォンが入っていないのですが、タブレットがそのかわりになりますし、本当はiPhoneとクロームブックの境を超えた連携ができれば最高なのですが、これを認めればAppleはドル箱を失うことになるので実現の可能性はないといってよいでしょう


ということで2022年6月で現行のマシンのアップグレード可能期間が終わることもあり、次をどうすか考えている中での妄想でした。


2021年9月23日木曜日

HPから米国で販売開始したクロームベースがよさそう。日本での販売予定は?いよいよクロームブックだけの時代ではなくなってきた。



 

HPがクロームベースChromebaseを発表した。クロームベースはChrome OSのオールインワンデスクトップで作業用PCとしてあるいは多人数が利用する共用キオスクを想定する。これまでエイサーがクロームベースを唯一供給してきたが、HPが独自にひねりを入れた製品を導入した。これはかなり注目のオールインワンだ。

オールインワンデスクトップというと万人受けはしないかもしれないが、用途によっては訴求力が高い。HPはディスプレイを回転式にして、さらに注目を集める製品としながら、用途に応じ、仕事、ゲームの使い分けを可能にした。エントリーモデルはペンティアム搭載でベストバイで580ドルの値段で販売していた。搭載するオーディオの品質や目を引くデザインを考えると手堅い値付けといってよい。さらに499ドルの値付けがあらわれており、お買い得感が増したといえる。弱点はRAMが4GB、ストレージが64GBな点だが、Google Docs、ソーシャルメディア、あるいはサブスクのゲームサイト、ステイジアの利用だけならそれでも十分だ。

Chrome OSデスクトップ上級版をお望みの向きにHPは設定変更可能なChromebase 22を同社ウェブサイト上で販売しており、好きなだけRAMを積める。ペンティアムゴールドにCPUを替えたり、ストレージの変更可能だ。あるいはインテルの第10世代Core i3にすればほぼあらゆる仕事がはかどる。

設定可能なスペックを再考にしてもメーカー小売り価格は739ドルにすぎない。ただ、「そこまではやりすぎだ」と思う向きがあるかもしれないが、Chromeboxと比較してみよう。Core i3搭載のChromeboxでRAM,ストレージを半分にしても500ドルになる。っここにはマウス、キーボード、モニターは含まれない。HPのChromebse 22ではこれが全部ついて、モニター一体型なのはすごい。セールがあれば、Chromeboxでも全部盛りで同じくらいの値札に出会うかもしれないが、それでも回転式ディスプレイはついてこない。Chromebaseには5Wスピーカーふたつが内蔵されており、オーディオも満足できるはずだ。

さらに5MPのウェブカムがついてくる。これもChromeboxにはない。外部取付カメラを買うことになる。だからクロームベースを購入した。使えば使うほど気に入るのは間違いない。ホームオフィス用にも使える。

HP’S TOP-END CORE I3 CHROMEBASE IS NOW AVAILABLE AND AFFORDABLE

SEPTEMBER 21, 2021 By GABRIEL BRANGERS

 

2021年5月29日土曜日

クロームブックという言葉がふさわしくなくなってきた。

 ご無沙汰しています。

クロームブックというからにはノートブックと思われていましたが、

ミニデスクトップはでるわ、タブレットも、となるとブックという言葉がふさわしくないのかなあと思いませんか。


バリエーションが増えるのはうれしいのですが、クロームブックらしさはどこまで感じられるのでしょうか。ブランドとしてどこまで統一感が実現されているのでしょうか。


それにしてもアップルは唯我独尊の世界ですが、確実に各ハードでブランド統一感を実現していますね。WindowsやAndroidの世界は全く参考になりません。


安価でユーザーにやさしく、システム管理者の負担も減らしながら、ちょっと気の利いた、おしゃれとはいえなくても実用に耐えるトヨタやフォードのようなブランドイメージがクロームブックに求められる中、クロームブックという言葉には抵抗がありませんか。


ASUS のMINI PC
ASUSTekはセレロンを搭載



これもASUSのタブレット9.7型QXGA液晶 搭載のCT100PA


Windowsユーザーならクロームブックを併用している方は多いと思いますが、マック使いの方はクロームブックは最初から眼中にないのでしょうか。

ブックという部分をなんとかしてもらいたいものです。全体として通用するネーミングを考えてみませんか。このままずるずるとハードが一体感なく出てくると安物感が残りそうで怖いです。

Googleが何もしないのなら、ユーザーで考えてもいいでしょう。



2020年9月5日土曜日

Chromebookで最近思うこと

 ASCIIにこんな記事が出ています。

2万円台から買える「Chromebook」日本でも普及の兆し (1/3)

学校での導入が進んでいく、今後5年ないし10年がたつと、学校でクロームブックを使った世代が社会人となりパーソナルコンピューターの構図が変わるのではないかという内容でした。Chromebookも市民権をやっと得てきたということでしょうか。

学校では多数のマシンの管理がクロームブックなら簡単であり、ネット中心の使い方ではクロームブックの機能が使いやすく、かつ十分だと理解できる教員がいるところで採用が決まっていくのでしょう。

一方で、Windows信者というよりMicrosoft Office信者は脇目も振らず、Windowsマシンを選び、確固たる情報を持たない学校は「大勢に従い」Windowsマシンを採用しているのではないでしょうか。

これから10年もたてばOSのちがいなど取り立てて重要ではなくなる日がやってくると思うのですが、やはりハードウェア重視の日本の風土ではマックだ、Windowsだ、Chromebookだとの悩みがあるのでしょうね。

学校需要は確かに規模が大きく魅力があるのですが、それを使う児童生徒さらに教員がChromebookに目覚め、その後どうしたいのかをマーケティングでしっかり考えてもらいたい気がします。

Microsft Offceがなければ仕事にならない、というのであれば会社支給のPCで使えばよいのであり、個人ユース、とくに高齢者、幼少ユーザーにはGoogle の無料アプリで十分です。互換性も出てきましたが、日々進化しているのがすごい。Officeインストール分の2--3万円あればChromebook輸入版が買えてしまいますよ。

Googleにはもっとアプリの有益性を宣伝してもらいたい気がします。

ハード面ではChromebookも多様化して然りと思います。本当に欲しいのは「廉価版にしては十分な」スペックではなく、十分に使える内容のスペックです。一方でエントリー向けのマシンはもう一段低価格にしてもらえないでしょうか。2万円を切る価格でも十分通用するマシンは提供可能と思うのですが。

と、とりとめのない感想でした。








2019年12月31日火曜日

2020年にクロームブックはどこへ行くのか

▶今年も残り僅かになりました。クロームブックに関する限り、大きな動きこそなかったものの、潮流を変える基礎の年だったと後日語られるかもしれません。▶なんといっても教育市場の存在です。政府が全児童にデバイスを導入するとの方針を打ち出しています。早速メーカーにはこの大きな市場を狙う動きがでているのは皆さんご存知のとおりです。▶理屈の上ではクロームブックは有望な候補です。ソフトウェアの一元管理や、基本となるソフトが同梱された低価格、さらに児童生徒の乱暴な扱いに耐える仕様などがあってすでに米国K-12市場で大きな支持を得ているのが強みなのですが、海外で人気があっても日本で全然人気がない事象は数多くあります。▶さらに既存PCメーカーもこの機会を黙って見過ごすはずがなく低価格攻勢をかけてこれば、何も知らない学校が価格だけで決定することも容易に想像がつきます。▶教育市場は魅力ですが、各種OSが混じり合い、さらにiPadなどタブレットも参入してくるのでクロームブックが独占する構図は期待できないでしょう。▶さらに学校で普及すれば逆に子供向きの入門マシンのイメージが定着して、その後の普及の足を引っ張りかねません。▶ここ数年、Asusのマシンを使ってブラウジングしていますが、気に入らない点が多々あります。▶Googleマシンになっており、自由度が低いこと、キーボードはしっかりしていますが、ディスプレイが小さくものたりないこと...などですが低価格だからこそ我慢すべきでしょう。▶そこでクロームブックに必要なのは本当のパーソナルコンピュータとして使って愛着の持てるデザイン、機能、それになんといってもキラーソフトの登場です。▶画像編集はクロームブックの弱点分野と言われています。貧弱な処理スペックのため、それともユーザー層のちがいのためかわかりませんが、たしかにブラウジングが中心のユーザーでは発信力が低いですね。▶GoogleはYouTubeを傘下におさめていることもあり、クロームブックならではの特色を活かせる画像発信ソフトの無料リリースを期待したいところです。
▶そこで2020年からのクロームブックに期待したいのは大人が使って満足が行くハード、ウィンドウズやマックの住人がうらやむような画期的なソフトです。▶アンドロイドの系譜のソフト資産とは一線を画してもらいたいものです。さもなければ大きなアンドロイドと揶揄されかねないためです。▶価格は高くてもいいです。それだけの価値があれば。▶今のままではチープなマシンと一蹴されるだけです。▶したがって教育市場とは別のアプローチを期待しましょう。

▶Googleには革新的なスタートアップソフトの独創力を活用する懐の深さを期待したいですね。▶Googleだけですべて提供しなくてもコントロールは可能なはず。現在はアドオンで各種の便利ソフトがGoogleドライブで活用できますが、ほしいのはどこにもない強力なキラーソフトです。

▶ハードでは教育市場と重なりますが、快適なキーボードを期待したいです。▶レノボがThinkPadで培ったキーボードで有名ですが、Asusのマシンもそこは安物では譲っていません。▶大量にさばける規模の経済を使って「贅沢な」ハードを期待したいです。

▶ソフトでは「キラーソフト」以外にGoogleドライブの進化に期待したいです。▶Google docの時代からどんどん進歩しており、どんどん姿を変えていますが、いつになったら日本人はOffice信仰を捨てられるのでしょうか。マイクロソフトもここにきてOfficeビジネスが行き詰まりのようですのでGoogleには大きなチャンスが来たと言えるでしょう。▶来年の今頃にはどこまで進化しているか楽しみです。

と思いっきり願望妄想の世界ですが、クロームブックには2020年代も大いに期待しています。■