ASCIIにこんな記事が出ています。
2万円台から買える「Chromebook」日本でも普及の兆し (1/3)
学校での導入が進んでいく、今後5年ないし10年がたつと、学校でクロームブックを使った世代が社会人となりパーソナルコンピューターの構図が変わるのではないかという内容でした。Chromebookも市民権をやっと得てきたということでしょうか。
学校では多数のマシンの管理がクロームブックなら簡単であり、ネット中心の使い方ではクロームブックの機能が使いやすく、かつ十分だと理解できる教員がいるところで採用が決まっていくのでしょう。
一方で、Windows信者というよりMicrosoft Office信者は脇目も振らず、Windowsマシンを選び、確固たる情報を持たない学校は「大勢に従い」Windowsマシンを採用しているのではないでしょうか。
これから10年もたてばOSのちがいなど取り立てて重要ではなくなる日がやってくると思うのですが、やはりハードウェア重視の日本の風土ではマックだ、Windowsだ、Chromebookだとの悩みがあるのでしょうね。
学校需要は確かに規模が大きく魅力があるのですが、それを使う児童生徒さらに教員がChromebookに目覚め、その後どうしたいのかをマーケティングでしっかり考えてもらいたい気がします。
Microsft Offceがなければ仕事にならない、というのであれば会社支給のPCで使えばよいのであり、個人ユース、とくに高齢者、幼少ユーザーにはGoogle の無料アプリで十分です。互換性も出てきましたが、日々進化しているのがすごい。Officeインストール分の2--3万円あればChromebook輸入版が買えてしまいますよ。
Googleにはもっとアプリの有益性を宣伝してもらいたい気がします。
ハード面ではChromebookも多様化して然りと思います。本当に欲しいのは「廉価版にしては十分な」スペックではなく、十分に使える内容のスペックです。一方でエントリー向けのマシンはもう一段低価格にしてもらえないでしょうか。2万円を切る価格でも十分通用するマシンは提供可能と思うのですが。
と、とりとめのない感想でした。